手紙というものは不思議な媒体だと思う。時限的ではあるが一方通行であり、なにより如何に未来を語ろうとも、それを読むころには過去から見た未来に過ぎない。手紙とは過去も未来も現在も入り混じった、不思議な空間なのだろう。 読者は最初から最後まで一貫…
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